現在、与野党間で激戦が繰り広げられている第45回衆院総選挙であるが、これが日本の歴史の上で大きな転換点となるのは間違いない!
かつて「世界第二位の経済大国」を謳われ、「一億総中流」と呼ばれた分厚い中産階級層は今や見る影もない。
今あるのは、800兆円を遙かに超える莫大な財政赤字、年間3万人以上で20代30代に至っては死因トップである深刻な自殺問題、1000万人以上が年収200万円以下での生活を強いられる貧困の拡大。
そして、老若男女を問わず誰もが将来への夢も希望を失った暗灰色の世界、それが今の日本である。
そしてそれを作り上げてきたのが官僚主導による政官業癒着のシロアリ体制である!
さて、そのシロアリ体制の現在における名目上のトップであるアホウ太郎だが、自らの責任を棚上げしておきながら、今もなお民主党バッシングに熱中しているわけだが、その莫迦の一つ覚えが財源論である!
先のエントリでも記したように、財政が破綻状態である以上、従来の硬直しきった思考方法に従えば、子供手当や農家への個別所得保障など夢物語である。
だが、多くの国民が期待をし民主党が考えているのは、「革命的な社会の変革」であり、従来の官僚的発想に囚われない発想の転換である。
そして、未だ選挙期間中であるにも拘わらず、民主党は「革命的な社会の変革」に向けた第一歩について方針を定めたようである。
(以下、引用開始)
民主、初閣議で国家戦略局設置 首相直属へ政令改正
民主党は19日、衆院選で政権を獲得した場合、9月半ばにも開く初閣議で政令を改正し、内閣に首相直属の「国家戦略局」を設置する方針を固めた。こ の組織を中心に、マニフェスト(政権公約)に掲げた主要政策の実現に向けた2009年度補正予算組み替え、10年度予算編成準備に直ちに着手する。政治主 導と政策決定一元化を狙い、戦略局担当相には、党政調会長を兼ねる重要閣僚を充てる方向だ。
早期設置を優先するため初閣議で内閣官房組織 令改正を決定し「国家戦略室」の形でスタートさせる。組織権限や予算を明確にするため、秋に想定される臨時国会に「国家戦略局設置法案(仮称)」を提出、 成立を図り正式発足させる考えだ。これに伴い現在の経済財政諮問会議は廃止する。
戦略局スタッフは、政治家や学者のほか官僚からも、民主党の政権公約を支持する経済、財政、外交の専門家を“一本釣り”して起用。地方自治体代表も加え、計30人程度となる見込みだ。
民主党は09年度補正予算について、46基金に拠出する総額4兆3600億円を「白紙に戻して作り直す」(菅直人代表代行)と表明。117億円が計上され ている「アニメの殿堂」(国立メディア芸術総合センター)事業は中止し、年間で約180億円と試算される生活保護の母子加算の復活財源に充てる考えだ。
戦略局でこうした方針を整理した上で、秋の臨時国会に補正組み替えのための09年度第2次補正予算案を提出する。10年度予算案については、麻生内閣が既に決めた概算要求基準を全面的に見直し、戦略局であらためて編成方針を策定する。
(以上、47NEWSより引用)-------------------------------
う~む、投開票日まであと10日もあるのに、早くも政権奪取後の計画を立て始めたわけか!正直ちょっと気が早すぎると思わなくはない!
だが、選挙後にはWTO会合やら国連総会など外交日程が立て込んでいる現状を踏まえれば、今の内から新しい政権構想を計画していかねば時間が全く足りないのも現実である!
さらに、アホウ政権が見境無くばらまいた09年度第一次補正予算のうち、不要不急の事業を停止させ国民本位の政策に振り替えるためにも速やかに動く必要がある!
そして、折角行った制度設計が画餅に帰さないようにするためにも、総選挙での圧倒的勝利を目指して民主党は今一度褌を締め直すべきだ!

