マニフェスト実現に向け、順調に船出したかに見える鳩山新政権であるが、正直言って今ひとつしっくり来ないところがある。
それは、鳩山新政権と新聞社やTV局など既存マスゴミの関係のあり方である。
無論それは、既存マスゴミが殊更騒ぎ立てている各省庁事務次官による定例会見の原則廃止などではない!
総選挙前、某農水事務次官が当時野党であった民主党の農業政策を公然と批判したことがあったが、それ自体が官僚の思い上がりというべきものである!
その意味において、新政権が事務次官等会議を廃止し、事務次官による定例会見を原則禁止したのは当然の処置である。
しかも、その代替処置として副大臣や政務官による会見の実施や、資料提供は従前のままであるのだから、マスゴミによる「報道規制」批判は的外れも良いところである!
問題としているのは、そんなことでは無く、首相や閣僚による記者会見のオープン化である!
従来、民主党は党代表の会見をフリーランス記者やネット関連などにも門戸を開けていた。
これは、従前の記者クラブの特権を真っ向から否定するものであり、民主党の基本理念たるディスクロージャーの徹底を担保するものある。
現に鳩山首相自身が、政権奪取後は記者会見をオープン化することを明言していた!
然るに16日に行われた首相就任会見の際には、雑誌社などの出席は認められたものの、会見を主催した内閣記者会の反対や警備上の問題もあって、結局フリーランス記者の参加は拒否されてしまった!
そもそも、新首相の就任会見が内閣記者会主催という点自体、道理にあわない話であり、反対を押し切れなかった官邸に対し、正直言ってかなり落胆の念を禁じ得なかったのも事実である!
そんな中、岡田外相が記者会見をフルオープン化することを明言した事は画期的なことである!
何せこれにより、外務省にとって都合の悪い真実を隠蔽することが不可能になるわけであり、「記者クラブ」とグルになった情報統制も無くなるのである!
シロアリジミンが政権の座から滑り落ち、官僚機構にも打撃を与えつつある現在、旧体制派の談合体質が温存されているのが記者クラブである!
各閣僚は、是非岡田外相の英断を見習うべきである!そして、記者クラブによる情報統制体質を打破し、真の意味において「国民の知る」を確立すべきだ!

