今や、鳩山新政権VSシロアリジミン&自治体連合軍の様相を呈している八ツ場ダムの建設中止問題であるが、連合軍側がよく使うレトリックが、「既に7割完成」というものである。
だがそれは、「予算額の7割を消化」したに過ぎず、一番肝心要のダム本体工事はこれから発注されるのである!
そして、日本の公共事業が予算額どおりに完成したケースなどごく僅かに過ぎないことを考えれば、奴らの主張など虚構に過ぎない!
さらに計画では、八ツ場ダムの水は上水道に使う予定だとのことだが、ダムが建設される吾妻川の本来の水質は、上流の草津温泉や鉱山から流れ出る硫黄などで強酸性を示している。
その水を石灰で中和させてようやくまともな水にしているのである!
そのようなものを、多くの都民県民の飲み水にして果たしてよいのか!
無論、これまでダム計画に翻弄されてきた地元住民にとっては、今更の中止は容認し難いことかもしれない。
だが、国家財政が破綻する寸前である現状を踏まえれば、これ以上無駄なダムを建設する余裕はない!
旧政権が続いておれば、八ツ場ダムの中止などあり得ない話であったであろう。だが、政権が替わり立ち止まるチャンスが生まれたと考えるべきである!
いずれにせよ、地元住民へのアフターケアを万全にしつつ、無駄な大型公共事業の象徴たる八ツ場ダムは建設を中止すべきだ!

