26日に行われた所信表明演説で、鳩山首相は「コンクリートから人へ」の理念を前面に掲げ「ダムや道路、空港や港などの大規模公共事業について、国民にとって本当に必要なものかどうかを、もう一度見極めることからやり直す。」ことを明言した。
その事自体、長年続いたシロアリ体制による利権談合政治から我が国が脱却する大きな歴史の転換点に立っていることを示すものであるわけだが、そんな鳩山政権の打ち出す方針がともかく気に入らないネトウヨ同人誌惨経は、あの手この手とばかりにネガキャンを続けている。
もっともそんな惨経であればこそ、自社の看板記者にすら呆れ果てれるだけなのである!

さてそんな中、国民との約束であるマニフェストに「無駄な公共事業の象徴」と名指しして建設の中止を明記していた八ツ場ダムに関して、前原大臣がダム建設に固執する1都5県の利権亡者と会談の機会を持ったようだ!
(以下、引用開始)
八ッ場ダム「検証した中身を」6知事と国交相会談
前原国土交通相は27日、前橋市内のホテルで、建設中止を表明した八ッ場ダム(群馬県)に負担金を支出する1都5県の知事と初めて話し合い、「マニフェスト(政権公約)に書いた基本的方針は堅持しつつ、ダムによらない治水・利水の再検証をしっかりやりたい」と述べ、改めて知事らに理解を求めた。
出席したのは、東京、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城の6知事。
石原慎太郎・東京都知事は「検証の結果、中止を中止することもあるか」と質問。前原国交相は「アリバイ作りでなく、予断を持たずに再検証していく」と明言を避けた。上田清司・埼玉県知事は「再検証すると言うが、今まで検証した中身があるなら見せてほしい」と批判した。
一方、大沢正明・群馬県知事は、終了後の記者会見で「検証の方向性を出したことは大きな方向変換」と評価した。
(以上、YOMIURI ONLINEより引用)-------------------------------
上記の記事でも記されているが、八ツ場ダムの整備効果などを再検証すると譲歩した前原大臣に対し、民主党の衆院議員から転身したにも拘わらず、今やダム利権の権化と化した上田知事は「再検証すると言うが、今まで検証した中身があるなら見せてほしい」などとほざいたようだ。
だが、これまでミュージカル省の出先機関がアリバイとして行ってきた事業再評価など「ダム建設ありき」であってそんなものなど判断の材料に成り得よう筈がない!
また、「地元住民を代表する」とか称している長野原町の高山町長にしても、先月23日に前原大臣が現地視察に訪れ地元住民との話し合いを望んだのに町民に一切広報せず、衆院国土交通委員会のメンバーが参考人として国会に招致しようとしても「中止を撤回しなければ話し合いに応じられない」などとしているなど建設続行ありきではないか!
整備効果や必要性が疑われているというのに、地元や1都5県がそんなに八ツ場ダムが必要だというのなら、自分達の自主財源だけで建設すれば良いではないか!
ともかくダム工事が着手する前ならいざしらず、もはや八ツ場ダムは本体着工直前であり、事業を止めるチャンスは今しかないではない。
となれば、後世に禍根を残さないためにも、ダム利権の亡者どもが喚き散らそうとも断固事業を止めるべきだ!

