アメリカのオバマ大統領は、就任後初めてこの13日に訪日するわけだが、現在の日米関係にとって最大の懸案事項となっているのが、米海兵隊第1海兵航空団が主に使用している普天間基地の移設問題である。
そもそも普天間基地は、総面積約4.8㎞2の飛行場であり宜野湾市の約25%を占有する巨大な基地である。
しかも宜野湾市街地のど真ん中に基地が存在するため、以前より事故事件が多発し、基地の存在は日本人周辺住民にとっての脅威となっている。
一方、基地の移転問題に関しては、名護市辺野古への移転計画がまとまったものの、住民などの反対運動もあって計画は遅々として進まず、ようやくスタートした環境アセスメントも国の資料が杜撰極まるものであったりして、とても今すぐに着手出来るレベルではない!
それもこれも、この10年にわたり当事者能力を発揮してこなかった歴代シロアリジミン・ナンミョー煎餅連立政権に責がある。
そんな中、普天間基地の沖縄県内移設に反対する大規模な県民集会が開催されたようだ!
(以下、引用開始)
普天間の県内移設「反対」、沖縄県民大会に2万1千人
米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設計画など、県内移設に反対する県民大会が8日、同県宜野湾市の宜野湾海浜公園であった。主催者発表で約2万1千人が参加。「米軍基地の整理・縮小・撤去は県民の願い」として、県内移設に反対する決議を採択。鳩山政権に対し「米側の圧力に屈せず、県民の声を堂々と主張すべきだ」と訴えた。
県内の民主、社民、共産、国民新や、沖縄社会大衆、そうぞうの各党と労働組合、市民団体などでつくる実行委員会が主催。県政与党の自民、公明両党は政府の方針が明確ではないなどとして参加は見送り、訪米中の仲井真弘多知事も、実行委から求められたメッセージ送付に応じなかった。
ただ、共同代表には民主県連代表の喜納昌吉参院議員らとともに、仲井真知事と歩調を合わせてきた翁長雄志那覇市長が名を連ねた。
翁長市長はまず「私は保守系の政治家だが、保守・革新の枠を飛び越えて一歩を踏み出した。沖縄県民は戦後長い間、米軍基地をはさんで『経済だ、平和だ』と白黒闘争を続けてきた。しかし、本日、県民の心は基地の整理・縮小という一点で一つになることができる。」と述べ、大会出席に至った心境を説明。その上で「民主党は選挙中、県民に県外移設を公約したが、鳩山政権の国会での答弁は、県外(移設)についての検証が全くなされていない。(県内移設で合意した)日米合意の重さについても、県民は、鳩山政権にそれを乗り越える政治力を期待したのだ」と語り、政府に県外移設を進めるよう求めた。
普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一市長は「(普天間飛行場の)返還合意から13年がすぎる今でも、住宅地や市街地の上空を低空で、ジェット戦闘機や米軍ヘリがとびかい、常に墜落事故が起きうる危険な状況が続いている。鳩山首相は『戦後64年間も米軍基地の負担を押しつけられてきた沖縄県民は、もうこれ以上の新基地はいらない』と(来日する)オバマ米大統領に伝えていただきたい」と強い調子で呼びかけた。
普天間飛行場の返還は、95年の少女暴行事件をきっかけに96年に日米が合意した。移設先は当初から沖縄県内とされ、02年に国、県、市が合意した名護市辺野古沖の埋め立て案は住民の反対で頓挫。04年には普天間飛行場に隣接する大学にヘリが墜落する事故も起き、日米両政府は06年に辺野古沿岸を埋め立てる現計画をまとめた。「県外移設」を掲げてきた民主党が政権についたことで、沖縄ではその実現への期待感が高まっている一方、政権の迷走ぶりに反発する声も強まりつつある。

(以上、asahi.comより引用)-----------------------
先の大戦において、多くの民間人を巻き込んだ地上戦を経験し、64年間も駐留米軍に苦しめられている沖縄にとって、米軍基地の撤去は県民全ての願いの筈である。
にも拘わらず、中央の政治状況を言い訳にして、今回の県民大会に出席しなかったシロアリジミンとナンミョー煎餅の姿勢は糾弾されてしかるべきである。
所詮、「上から目線」でしか物事を図れない奴らにとって、沖縄県民の苦しみなど所詮他人事なのであろう!
そしてそれは、普天間基地の辺野古への移設を強行に主張するネトウヨ同人誌惨経もまた同罪である!
要するに、媚米去勢ポチのオピニオンリーダーたる惨経にとっては、ご主人様たるアメリカの主張どおりに事を運ばせる事こそが重要なのであろう!
この事は、惨経が最近しきりに打ち出す「保守の復権」なるものの本質を良く表していると言えよう!
それはさておき、今回の県民大会が鳩山政権に突き付けたものもまた大きいと言わざるを得ない。
先の総選挙において、民主党が普天間基地の県外移転を掲げたのは紛れもない事実である。
故に、例え国内でネトウヨどもが蠢動し、対米交渉も難航しようが、鳩山政権は県民の意志を体して基地の県外移設実現に向け粘り強く事に当たるべきである!

