シロアリジミン政権時代に野放図に無駄遣いされていた税金の無駄遣いを一掃すべく、行政刷新会議による「事業仕分け」の第2ステージが行われている。
そんな中、第1ステージで開発が事実上凍結と判定された次世代スーパーコンピューターに関し、ノーベル化学賞受賞者たる野依良治理化学研究所長の批判が止まらないようだ。
25日も野依所長はシロアリジミンの文部科学部会に出席し、「不用意に事業の廃止、凍結を主張するかたには将来、歴史という法廷に立つ覚悟ができているのか問いたい」などと事業仕分けを扱き下ろした。
確かに、一般論として「科学技術への先行投資」を止めることが望ましくないことは事実である。
多方、多くの国民から高い評価を受けている「事業仕分け」に危機感を感じた惨経やネトウヨどもがそれに乗じてネガキャンを展開しているのも確かである。
そこで、本来問題とすべきなのは、件の次世代スーパーコンピューターとやらがモノとなるのかではないか!
この次世代スーパーコンピューターとやらは、開発を主導している理化学研究所の弁によれば、
「今後とも我が国が科学技術・学術研究、産業、医・薬など広範な分野で世界をリードし続けるべく」
(1)世界最先端・最高性能の「次世代スーパーコンピュータ(注)」の開発・整備
(注)10ペタFLOPS級(1秒間に1京(ケイ=10の16乗)回の計算性能)
(2)次世代スーパーコンピュータを最大限利活用するためのソフトウェア(=グランドチャレンジ・アプリケーション)の開発・普及
(3)次世代スーパーコンピュータの共同利用と学術情報ネットワークを介した全国のスーパーコンピュータの利用環境の整備
(4)次世代スーパーコンピュータを中核とする世界最高水準のスーパーコンピューティング研究教育の拠点の形成
などを目的に、02年より理化学研究所とNEC、富士通、日立製作所との共同開発が進められていたものである。
しかし、その開発費用は1150億円という莫大なものとなった為、NECと日立は既に事業から撤退してしまっている。
さらに、牧野淳一郎国立天文台教授が指摘しているように、そもそもこのクラスのスーパーコンピューターにしては、1150億円の価格は性能比としてあまりに高すぎるのではないか!
そうした諸々の事情を考えれば、このまま暴走して結果的にプロジェクトが惨めな失敗に終わるより、一旦立ち止まって問題を再整理すべき時期なのではないか!
無論、スーパーコンピューターの開発については全くの門外漢であるため、技術的な問題には触れようがない。
だが、限られた国民の血税を投入する以上、開発を強行した末に「失敗しました」では話にならない!
その意味において、今回の事業仕分けチームの「凍結」の判断は妥当な物である。そして、「科学技術の進歩」を隠れ蓑として利権に群がる輩は断固排除すべきだ!

